大阪市製材業協同組合 - 地球のために木を使おう

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木目と木肌が育む子どもの心と身体
空気って?
「1/fゆらぎ」をもった木目

木と接していると心身ともに穏やかになり、リラックスすることができます。木造りの宿に人気が集まり、学校に木造校舎を復活させる動きが広まっているのは、なにも木が持っている優しいイメージのせいだけではありません。
現在、さまざまな分野で研究が進み、科学的な面からも木の素晴らしさが次々と論証されています。

例えば、木に豊かな表情を与えている木目。板目に現れる竹の子のような模様を眺めていると、心が安らいでくることが科学的にも確かめられています。

東京工業大学の武者利光教授の研究に、「1/fゆらぎ」という理論があります。 fとは周波数のことで、武者教授は自然界のそよ風や小川のせせらぎをはじめ、少しずつ乱れて繰り返しのあるものは人間にとって心地よく、バロック音楽の旋律なども、そんな理屈にかなったものであることを確かめました。

木目もまさしくその「1/fゆらぎ」。不規則で繰り返しのある模様は、人の心を落ち着かせ穏やかにします。板目を生かした天井板は、安眠をうながす天然のデザインであったのです。子供部屋に木目のある板壁がいいことも同じ理屈です。
また、子供の目の健康と木材の関係に注目したのは、愛知医科大学の眼科医、鈴村昭弘先生です。
乱れて繰り返しのあるものは人間にとって心地よく、バロック音楽の旋律なども、そんな理屈にかなったものであることを確かめました。

木造建築の小学校 目の健康にいい木の学校

愛知県の中学校で古くからある木造校舎で勉強する生徒と、新しく建った鉄筋コンクリートの校舎で勉強する生徒の近視眼率を調査したところ、鉄筋校舎の生徒に比べて、木造校舎で学ぶ生徒の近視眼率が低いことがわかりました。

鉄筋コンクリートの白っぽい壁は、太陽光線の中にある紫外線を反射して目に強い刺激を与えます。これに対して、木材は紫外線をよく吸収するために、反射する光にほとんど紫外線が含まれないため、目への刺激が小さくなるからです。

また、木材は音を吸収するために、過度に響かず適度に反射してまろやかな音にしてくれます。
従来の工業製品をやめて小学校に木製の机と椅子を導入したところ、子供たちがものごとに集中するようになり、あくびを以前よりしなくなったという報告も教育現場から届いています(※1)


子マウスの生存率(※1) 愛知教育大学家政学教室研究紀要、林野庁HP「もっと木のある暮らし!」/『静岡大学農学部研究報告』伊藤晴康ほか(1986)
木の家が生き物にとって最良なのには理由がある
静岡大学農学部でマウスを使ったこんな実験がありました。木製、金属製、コンクリート製の飼育箱にマウスを入れ、それぞれ8週間飼育してから交配させ、生まれてきた子マウスを観察しました。木製の飼育箱の存在率は85.1%だったのに比べて、
金属製では41.0%、コンクリート製ではわずか6.9%しか生き残りませんでした。
また、発育状態や生殖器の成長でも木製以外は大きく差がつきました。実際には、
金属やコンクリートだけでできた家はありませんが、少なくともこの実験を見る限り、生き物と木の相性はよいと言えそうです。

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